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Author:ichibou
ならまち生まれ。東京暮らしが長かったものの、現在は奈良に戻り、その魅力を再発見中。「見仏記」の影響で仏像鑑賞が趣味に。

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第32回 観音の里ふるさとまつり (7) - 磯野寺の十一面観音

赤見神社
次に向かったのは、磯野寺です。長命寺薬師堂のある東柳野からは余呉川沿いの県道を進み、1キロほどの道のりです。磯野の集落に入り、赤いノボリに導かれて赤見神社に到着。


磯野寺
磯野寺の観音堂は赤見神社の境内にありました。元々は赤見神社の神宮寺だったそうです。磯野寺の創建は古く、飛鳥時代までさかのぼります。磯野寺観音縁起によると、推古天皇八年(600年)、赤見の境内に霊水が湧出したといいます。その後、この地を訪れた厩戸皇子(聖徳太子)が、その泉の側にあった木で観音像を彫り、お堂を建てたのが始まりなのだそうです。


磯野寺
ご本尊は十一面観音。立派な御厨子に祀られています。磯野寺の伽藍は戦国時代の兵火で焼失しており、この観音様は創建当初のものではありません。室町~江戸時代に製作されたものと推定されています。


磯野寺・十一面観音
また、こちらの十一面観音は、右手に錫杖を持つ長谷寺式となっています。しかし、右手は錫杖を握らず、五指を伸ばした形(与願印)で、錫杖は添えられているだけです。このことから、錫杖は当初からあったものではなく、長谷寺の信仰が当地に及んで付け加えられたものだと考えられているそうです。


磯野寺・十一面観音
頭上にはやや大きめの化仏や頭上面が配されています。ややふっくらしたお顔は、若々しく、男性的。意思の強そうな表情をされていました。


磯野寺・御朱印
最後に御朱印です。
「大悲殿」


磯野寺(いそのじ) 見仏メモ

■住所:滋賀県長浜市高月町磯野
■本尊:十一面観音菩薩立像
■拝観:要予約
■拝観料:志納
■問い合わせ先:奥びわ湖観光協会
■交通:JR高月駅より車で10分

■今回見仏した御仏
  ・十一面観音菩薩立像 - 室町~江戸時代、木造、像高63.2cm

■関連サイト:
  【磯野寺 | 長浜・米原・奥びわ湖を楽しむ観光情報サイト】

■地図
 

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THEME:古寺巡礼 | GENRE:旅行 |

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