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ならまち育ち。長年東京に暮らすも、現在は奈良に戻り、その魅力を再発見中。「見仏記」の影響で仏像鑑賞が趣味に。

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「源信 地獄・極楽への扉」展 (奈良国立博物館)

奈良国立博物館
今夏の奈良博の特別展は「源信」です。


源信展チラシ
源信は恵心僧都(えしんそうず)とも呼ばれる奈良生まれの僧侶。浄土信仰を広めたことで知られ、『往生要集』(おうじょうようしゅう)にその教えを説いています。


源信展
今回の特別展は、「地獄・極楽への扉」というサブタイトルが示すとおり、源信の教えを表現した地獄絵や阿弥陀来迎図が数多く展示されています。おどろおどろしい六道絵から優雅な當麻曼荼羅までなかなか見応えがあります。


源信展
一方で、数は少ないながらも仏像の方もいくつか出陳されています。源信の母が源信を授かった際に祈願したという高雄寺の観音菩薩立像をはじめ、地獄や来迎に関わる像として、東大寺の閻魔像、知足院の地蔵菩薩像、平等院の雲中供養菩薩像、即成院二十五菩薩坐像などが展示されておりました。


奈良博・源信展
個人的に注目したのは滋賀・荘厳寺の空也上人像。ここで空也上人にお会いできるとは思っていませんでしたが、空也上人もまた浄土教の教えを説いた人物です。有名な六波羅蜜寺の空也上人像ともよく似た像ですが、残念ながら口から出る小さな阿弥陀仏は欠損しておりました。


奈良国立博物館前の鹿
さて、奈良国立博物館といえば、暑い日の夕方に鹿が集まることでも話題を集めています。真下には冷房の効いた地下回廊(ミュージアムショップなどがあるところ)があり、換気口からの涼しい風を求めて集まってくるのではないかと言われています。この日も観覧を終えて外に出ると鹿が集まりっており、それを囲うよう多くの観光客も集まっておりました。



「源信 地獄・極楽への扉」 観覧メモ

■会期:2017年7月15日(土)~9月3日(日)
■会場:奈良国立博物館
■開館時間:9:30~18:00 (※金曜日と8月6日~15日は19:00まで)
■休館日:毎週月曜日 (※8/14は開館)
■観覧料金:一般1500円
■駐車場:なし
■交通:JR・近鉄奈良駅から市内循環バス「氷室神社・国立博物館」下車すぐ
    近鉄奈良駅より徒歩15分
■公式サイト:【奈良国立博物館 】

■今回見仏した御仏
 ・観音菩薩立像 - 重文、平安時代、木造、奈良・高雄寺
 ・閻魔王坐像 - 重文、鎌倉時代、木造、奈良・東大寺
 ・地蔵菩薩立像 - 重文、鎌倉時代、木造、奈良・東大寺知足院
 ・二十五菩薩坐像(うち、徳蔵菩薩、普賢菩薩、宝蔵菩薩の3躯)
          - 重文、平安時代、木造、京都・即成院
 ・空也上人立像- 重文、鎌倉時代、木造、滋賀・荘厳寺
  他

■地図
 

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