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ならまち育ち。長年東京に暮らすも、現在は奈良に戻り、その魅力を再発見中。「見仏記」の影響で仏像鑑賞が趣味に。

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2017道東の旅(2)~北海道三大秘湖のひとつ、東雲湖へ

阿寒の曇り空
2日目は朝5時に起床。この日は雌阿寒岳登山にチャレンジする予定でしたが、あいにくの曇り空。やはり晴れた日に登って眺望を楽しみたいので、登山は旅の後半に延期することにし、予定を再検討。結局、この日は十勝方面まで足をのばし、然別湖(しかりべつこ)の近くにある東雲湖(しののめこ)を目指すことにしました。


松山千春邸
阿寒湖から然別湖までは、足寄、上士幌、士幌、鹿追を経由して約120kmの道のりです。途中、足寄では松山千春邸などにも立ち寄ってみました。


然別湖
そして出発から2時間半ほど走って然別湖畔に到着。


然別湖2
然別湖は標高810mと道内では最も高い場所にある天然の湖です。もう少し季節が進めば紅葉を楽しめる場所でもあります。今回目指す東雲湖はこの然別湖の東側にひっそりと佇んでいます。


然別湖の遊覧船
かつては然別湖の遊覧船が東雲湖に近い対岸の桟橋に立ち寄っていたそうですが、現在は自然保護のため廃止されています。よって東雲湖へは、カヌーやボート等を使わない限り、片道1時間半ほどの距離を歩いて向かうことになります。
(冬場なら、凍結した然別湖の氷上を歩くと言う手も)


東雲湖への道
しかし、遊歩道などが整備されているわけではありません。東雲湖へはこのような山道を歩く必要があります。


登山ポスト
まずは登山口で入林者名簿に行先や名前、時刻を記入します。ここは白雲山や天望山への登山口でもあります。登山口には車が4、5台停まっていましたが、そのほとんどが白雲山への登山者のようです。


熊出没注意
熊対策も必要なので、熊鈴をぶら下げて出発します。


然別湖3
東雲湖へは、白雲山への登山道を別れて然別湖に沿って進んでいくような形になります。よって、左手の木々の隙間からは、しばしば然別湖が姿を現します。


分岐
登山口から45分程歩くと天望山との分岐がありました。ここはまっすぐ東雲湖を目指します。


エゾシマリス
分岐の先のカーブを曲がると、道の真ん中になにやら小さな動物が現れました。最初は鳥かと思ったのですが、逃げた方向にカメラを向けてズームすると、ファインダーの先にはエゾシマリスの姿がありました。


キノコ
こちらは道ばたに生えていたキノコ。シイタケに似ている気もしますが、怖くて採れません。


東雲湖周辺
スタートから1時間半近くあるくと、原生林を抜けて、視界が開けてきました。


東雲湖
そして、左手にはついに東雲湖が姿を現しました。


東雲湖2
東雲湖は北海道三大秘湖のひとつ。周囲約1km程の小さな湖です。周囲に人の気配はなく、まさに秘境の湖です。ここまで来るのに誰とも遭遇することはありませんでした。


東雲湖3
この頃には太陽も雲から顔を出し、対岸には陽射しがさし始めました。


東雲湖周辺2
また、この辺りのガレ場はナキウサギの生息地としても有名です。岩に腰をかけて休憩していると、「キィッ、キィッ」というナキウサギらしき鳴き声が何度か聞こえてきました。物音を立てぬように辺りを見回しましたが、残念ながらその姿をとらえることはできませんでした。ナキウサギは非常に臆病な動物で、めったに人前に現れることはないそうです。


東雲湖への道
しばらく息を潜めていましたが、ナキウサギは出てきそうにないので、来た道を戻ります。


ミヤマカケス
ナキウサギを見ることはできませんでしたが、帰りにミヤマカケスが姿を見せてくれました。


道の駅ピア21
この後は然別湖をあとにして、阿寒へと戻ります。途中、士幌の道の駅ピア21に立ち寄り遅めの昼食。


モツ煮込みうどん
「モツ煮込みうどん」をいただきました。薄味のアッサリしたお味でした。


野中温泉
そしてこの後は温泉で汗を流すことに。ちょっと寄り道して、オンネトー近くの野中温泉へと向かいました。ここは以前「野中温泉別館」という名前でしたが、今回訪れると看板から「別館」の文字が外されていました(本館があるわけでもなくややこしいので「別館」の文字を外したとのこと)。日帰り入浴料は350円と良心的な設定です。


野中温泉2
ここの温泉は、昔ながらの風情を残しており、個人的にも大変お気に入りの温泉です。外には露天風呂もありますが、この内風呂が最高。お湯の素晴しさはもちろん、総トドマツ造りという木の浴槽には温もりが感じられ、なんとも心地よい温泉です。


野中温泉3
シャワーやカランなどもなく、パイプから無造作にお湯や水が出ているだけです。このような素朴な温泉にはケロリンの桶が良く似合います。


雌阿寒岳
ところで、今朝断念した雌阿寒岳の登山口はこの野中温泉のすぐ脇にあります。風呂上りに、雌阿寒岳を見上げると、天候は好転しており、山頂まで綺麗に見えていました。しばし雌阿寒岳を眺め、数日後にはあの山頂に立つぞと決意をあらたに、キャンプ場へと戻ることとなりました。


 ■東雲湖(しののめこ)
 


 ■野中温泉
 

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