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ならまち育ち。長年東京に暮らすも、現在は奈良に戻り、その魅力を再発見中。「見仏記」の影響で仏像鑑賞が趣味に。

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2017道東の旅(4)~野付半島トドワラへ

厚岸水鳥観察館
4日目の朝も小雨がパラつくいまひとつの天候。朝はバンガローでゆっくりし、9時過ぎに厚岸水鳥観察館へと向かいました。


別寒牛湿原2
この近くには別寒牛(べかんべうし)川が流れ、別寒牛湿原が広がっています。根室本線(花咲線)の列車にのると、湿原の中を列車が走り、個人的には北海道で一番ではないかと思う車窓が広がるのですが、道路からはイマイチ良く見えません。


別寒牛湿原1
この観察館の2階からは少し湿原を見ることができますが、他に湿原を眺める展望台などもなく、湿原に近づく道路などもありません。


カヌー大別橋駅
そこで、今回は川から湿原に入ってみることにしました。とはいえ、自前のカヌーなどはありませんので、カヌーツアーを申込みました。ただ、ツアーは翌日に予約しているので、この日はこの水鳥観察館から湿原を眺めるにとどめます。


道道
この後は、天候がイマイチなのでどこに行くか迷いましたが、思い切って野付半島まで足をのばし、久々にトドワラを散策することにしました。一路野付半島を目指します。


野付半島
そして、お昼前に野付半島に到着。


野付半島ネイチャーセンター
まずはネイチャーセンターで腹ごしらえ。かつてこの中には「トドワラ食堂」という店があり、野付に来たときは必ず利用していたのですが、現在は「レストラン野花」というお店にリニューアルされていました。


鮭のちゃんちゃん焼き定食
ご当地グルメ「別海ジャンボホタテバーガー」も気になるところですが、今回は「鮭ちゃんちゃん焼セット」を注文。グリルパンにのって出てきたちゃんちゃん焼は、甘辛い味噌が鮭や野菜にからまり、満足度の高いお味でした。


トドワラへの遊歩道
食後はトドワラを散策します。


トラクターバス
以前はセンターからトドワラまで馬車が運行されていましたが、今は馬ではなくトラクターが客車をけん引するようになっていました。トラクターバスというそうです。これも時代の流れでしょうか。


トドワラ看板
さて、センターから25分程歩くとトドワラに到着です。かつてここでは海水に浸食されて立ち枯れてしまったトドマツの姿を数多く見ることができました。私が初めてトドワラを訪れたのは二十数年前のことですが、その荒涼とした風景に驚かされたのを覚えています。


トドワラ
しかし、現在ではさらに侵食・風化が進み、立ち枯れした木々はほとんど見られなくなっていました。いずれは何もない湿原と化すといわれており、来るたびに「次来るときはもうこの風景は見られない」と感傷的になってしまいます。


トドワラ散策路
さて、ここからトドワラの展望台までは木道が整備されています。


トドワラ展望台
展望台の先には、立ち枯れたトドマツが少しだけ残っていました。


水鳥
また、この辺りは野鳥の宝庫といわれる場所でもありす。野付半島では約250種類もの野鳥が確認されているそうです。


アオサギ
奈良の川や田んぼでよく見かけるアオサギも、海辺で見るとまた雰囲気が違います。


桟橋
この後は、尾岱沼からの遊覧船が来る桟橋の方まで歩いてみました。


野付半島先端方面
桟橋から半島の先の方をを眺めると、まだ立ち枯れ木々が残っているのが見えますが、岬の先端へは許可なく立ち入ることができないようです。


トドワラからの眺め
桟橋で折り返して歩いていると、しだいに晴れ間がでてきました。どうも今回の旅は午前中は曇天か小雨で、午後から晴れ間が出てくるというパターンが続いています。


別海牛乳
さて、35分程歩いてセンターまで戻り、売店で別海牛乳を購入。これも野付に来たときは欠かさず飲むのですが、濃厚で大変おいしい牛乳です。


ナラワラ
次は、少し戻ってナラワラにも立ち寄りました。ここは国道脇の駐車スペースから眺めることができます。こちらはナラの木が立ち枯れているのですが、トドワラに比べるとまだ腐食が進んでおらず、枯木がまだ原形をとどめています。


茨散沼への道
この後は根室方面へ向かいつつ、ちょっと寄り道をすることに。


茨散沼1
野付国道からそれて、未舗装の道を2km程走ると、茨散沼(ばらさんとう)という沼があります。


茨散沼2
十数年前、あまり観光客がいかないような湖沼を巡るのにハマっていた時期があったのですが、その時訪れて以来、ここには何度か来ています。


茨散沼3
茨散沼は別海十景のひとつにも選ばれていますが、ここで観光客を見かけたことはありません。ただただ寂寞とした風景が広がっています。


牧場
この後は太平洋岸を目指して南下します。


北太平洋シーサイドライン
時間があれば根室の落石岬まで行きたかったのですが、日暮れが近づいてきたので途中であきらめ、北太平洋シーサイドラインを通って霧多布へと戻ることにしました。「北太平洋シーサイドライン」とは、広尾町から納沙布岬まで続く全長321kmにも及ぶ海岸線に沿って走る道路の総称です。個人的には根室の落石~霧多布~厚岸辺りを走るのがお気に入りです。森の中を走ったり、雄大なカーブを描く海岸線を走ったりと、変化に富んだ車窓が楽しめます。交通量も少なく、ドライブには最適な道路だと思います。


キタキツネ
快適な道ではありますが、野生動物の飛び出しには注意が必要です。シーサイドラインを少し走ると、さっそくキタキツネが現れました。


初田牛駅付近
また、初田牛~別当賀あたりでは、根室本線が並走しており、タイミングがあえば原野の中にローカル列車が現れ、旅情を誘ってくれます。


北太平洋シーサイドライン
恵茶人という辺りまで来ると、海岸線が見えてきます。


霧多布岬キャンプ場
そしてキャンプ場に帰還する頃には、あたりはすっかり暗くなっていました。この日は土曜日ということもあって、キャンプ場はかなり賑わっておりました。


 


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