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ならまち育ち。長年東京に暮らすも、現在は奈良に戻り、その魅力を再発見中。「見仏記」の影響で仏像鑑賞が趣味に。

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2017道東の旅(5)~別寒辺牛川カヌーツーリング

霧多布岬キャンプ場
5日目の朝を迎えました。またもやあいにくの雨模様です。前回の記事にも書きましたが、この日は別寒辺牛川(べかんべうしがわ)のカヌーツアーを申し込んでいます。週間予報を見て晴れの日を狙って申し込んだのに、予報は大きくはずれて午前中の降水確率は50%。今更キャンセルもできないので、受付場所である厚岸の道の駅コンキリエへと向かいました。


別寒牛川カヌーツーリング
道の駅で受付を済ませ、昨日も訪れた厚岸水鳥観察館に移動。そこからはスタッフさんの車に乗り換え、スタート地点である別寒辺牛川橋付近のカヌーポートに到着です。


別寒牛川看板
今回の川下りは、「別寒辺牛川橋駅」を出発し、「厚岸水鳥観察館」までの約9kmのコースとなります。


別寒牛川1
10時過ぎ、ガイドさんとともに別寒辺牛川橋をスタート。


別寒牛川・スタート付近
別寒辺牛川は牡蠣で有名な厚岸町を流れる川です。釧路湿原や霧多布湿原とおなじくラムサール条約の登録湿地である別寒辺牛湿原を縫うように流れ、最後は厚岸湖に注いでいます。この川には護岸工事など人間の手が入っておらず、原始の姿を残しているといわれています。


別寒牛川2
川の水は全体的に黒っぽく見えますが、これは水が濁っているわけではありません。このあたりは泥炭の湿地帯のため川底の土の色が黒く、その色が水面に映し出されているそうです。スタートするとすぐに雨が上がってくれたので、水面がスクリーンとなり、周囲の景色が綺麗に映り込みはじめました。


別寒牛川12
別寒辺牛川は、映画『釣りバカ日誌ファイナル』のロケ地となった場所でもあります。映画の中でも幻の魚といわれるイトウを釣るシーンがありましたが、実際この川ではよくイトウが釣れるそうです。ガイドさん曰く、「ここでは幻の魚じゃない」とのこと。実際、川下りの途中にすれ違っ釣り人も、イトウを釣り上げていました。


カワセミ
さて、スタート直後から、しばしば姿を見せてくれたのがカワセミです。その都度ガイドさんが教えてくれるので、パドルを置いてカメラを向けるのですが、いかんせん持ってきたレンズではその姿をとらえきれません。普段はあまり必要性を感じないのですが、こういう時はやはりちゃんとした望遠レンズが欲しくなってしまいます。


別寒牛川3
基本的に舵取りはガイドさんがやってくれるので、こちらはパドルを離して写真を撮りまくっていても大丈夫です。この辺りには、カワセミだけではなく、様々な動物が生息しています。時にはヒグマも現れるそうで、ガイドさんは川を泳いでいるヒグマに遭遇したこともあるそうです。


中間駅付近
1時間程下ると、国道44号線の橋が見えてきました。スタートからここまで人工建造物は一切ありませんでした。


別寒牛川5
橋をくぐってさらに進むと、思わず息をのむような風景が待っていました。川の流れがほとんどなくなり、風もありません。このため水面スクリーンは一段と磨かれ、周囲の景色が見事に映り込んだ幻想的な風景が広がっていたのです。


別寒牛川・鉄橋
根室本線の鉄橋も見えてきました。カメラのファインダーを覗いていると、もう上下の感覚がなくなってきます。


別寒牛川・逆鉄橋
上の画像を180度回転させたものがこちら。逆さにしても、まったく違和感がありません。これだけ綺麗に映り込むことはめったにないことだそうです。


別寒牛川8
このあとはしばらく上下対称というシンメトリーな世界を満喫。パドルを漕いだ水の音しかしない、静寂な世界でもあります。


別寒牛川6
まるで鏡の上を漕いでいるような不思議な感覚を味わうことができました。


オジロワシ
オジロワシの目には、この光景がどう映っていたのでしょうか。


別寒牛川9
さて、水鳥観察館が見えてくると、ゴールもまもなくです。


別寒牛川・雨
しかし、ここにきてまたポツ、ポツと雨が降り出します。残念ながら水面のスクリーンは雨の波紋で消されてしまいました。


別寒牛川11
最後に根室本線と国道をくぐればいよいよゴール。


別寒牛川・ゴール
およそ2時間の川下りはこれにて終了です。天候が心配されましたが、結果的には素晴らしい光景に出会えることができ、大変満足のいくカヌーツアーでした。


厚岸周辺の空
午後からは今夜からの宿泊地である屈斜路湖方面へ移動。弟子屈に向けて走っていると、次第に天気が良くなっていきます。せっかく晴れたのに、移動しているだけの状況がなんだかもどかしい感じす。


ジンギスカン定食
そして、14時過ぎに弟子屈市街に到着。まずは摩周駅前にある「ぽっぽ亭」さんで、遅めの昼食をとります。ここは駅弁としても販売されている「摩周の豚丼」で有名なお店ですが、メニューにあった「ジンギスカン定食」が気になったので、これを注文。結果、これにして正解でした。タレにつかったお肉と、シャキシャキ感のあるもやしと玉ねぎがたいへん美味でした。


メジェールファーム
その後、屈斜路湖畔の和琴半島まで走って今夜の宿泊地であるメジェールファームに到着。ここは屈斜路湖畔で乗馬ができる観光牧場です。


メジェールファーム
敷地内にはコテージもあり、今夜から2泊予約していました。


コテージ
昨日までのバンガローとは違い、照明はもちろん、TVやベットもあるお部屋です。キッチンにはガスコンロや電子レンジ、電気ポット、食器類も完備されているので、自炊も可能。


ホテル摩周
コテージにお風呂はついていないので、弟子屈まで戻って「ホテル摩周」にて日帰り入浴。施設は古めですが、お値段は400円。


虹の摩周湖
風呂上りには、摩周湖までドライブ。第一展望台までいくと、摩周湖に虹がでていました。「霧の摩周湖」ならぬ「虹の摩周湖」です。


摩周湖第一展望台から見た夕景
明日は、いよいよ雌阿寒岳に登る予定です。北海道に来て以来、まだ朝から晴れていた日には当たっていません。沈む夕陽を眺めつつ「明日こそ晴れてくれ」と祈るばかりです。


 

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