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Author:ichibou
ならまち生まれ。東京暮らしが長かったものの、現在は奈良に戻り、その魅力を再発見中。「見仏記」の影響で仏像鑑賞が趣味に。

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東大寺三昧堂(四月堂)で十一面観音を拝観

東大寺・鏡池
大仏殿前の鏡池も凍るような寒い日に、東大寺へ。今回は三昧堂(四月堂)を拝観してきました。


上院へと続く石段
三昧堂は二月堂の斜め前、法華堂(三月堂)の向かい(西側)にあります。大仏殿から猫坂、鐘楼を通って上院へ向かうと法華堂の手前に緩やかな石段がありますが、この石段の左手に見えてくる小さなお堂が三昧堂です。


東大寺四月堂
三昧堂は平安時代末期の創建と伝わり、現在のお堂は江戸時代(1681年)の再建。重要文化財にも指定されています。かつては法華三昧会が旧暦の四月に営まれていたため、一般には「四月堂」」とも言われます。


東大寺四月堂
こじんまりとしたお堂に入ると、正面にはご本尊の十一面観音立像が祀られています。170~180cmほどのスラリと背の高い観音様で、たいへん慈悲深い表情をされています。 この像は、元々天理市にあった廃寺桃尾山寺に祀られていた像で、明治2年に東大寺に移されて二月堂に祀られていたといいます。終戦後は収蔵庫で保管されていたとのことですが、平成25年に先代のご本尊である千手観音像が東大寺ュージアムの方に移られたの機に、三昧堂の新たな本尊として迎えられたのだそうです。


東大寺三昧堂
また現ご本尊に向かって右奥に置かれている厨子には象に乗った普賢菩薩像が祀られています。この像もかつては三昧堂のご本尊だったそうです。三昧堂のご本尊は創建以来、普賢菩薩、阿弥陀如来、千手観音、そして十一面観音へと変遷しているようです。


三昧堂を見つめるシカ
同じ東大寺の境内にあっても、観光客で賑わう大仏殿とは違い、ここは時間が止まったようなひっそりとしたお堂でした。


二月堂から三昧堂を眺める
この後は二月堂の舞台から三昧堂を眺めてから帰途につきました。


東大寺四月堂・御朱印
最後に御朱印を紹介。現在、三昧堂では本尊「十一面観音」と旧本尊「普賢菩薩」の二種類の御朱印がいただくことができます。今回は「十一面観音」をいただきました。



東大寺 三昧堂(さんまいどう) 見仏メモ

■住所:奈良市雑司町
■通称:四月堂
■本尊:十一面観音
■創建:1021(治安元)年あるいは1067(治暦3)年
■拝観時間:8:00~1600(4~10月は16:30まで)
■拝観料金:無料
■交通:JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車、徒歩10分

■今回見仏した仏達
  ・十一面観音立像
  ・普賢菩薩騎象像

■地図
 

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THEME:古寺巡礼 | GENRE:旅行 |

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